Episode 1-4

JACK 4

そして僕はボブにある事を頼みます。

「ああ、なんでもするよ!」
ボブは言います。

私は言います。
「いいかい。まず、きれいな布と、ブランデーでもなんでもいい、とにかくきつい酒を探してくるんだ。きっと、何処かの家のリビングか、キッチンの棚の下にあるはずだから。慎重に。いいね。隠れるように行くんだ。それから水も」

喉が乾いていました。僕は少し意識が朦朧としています。危ない賭けでしたが、これは幼いキャシーには無理です。

掃討の兵に見つかったりでもしたら、私たちの命はないでしょう。

それに私の足の処置は早い方がと思った。たとえ足を切断することになったとしても。
私の覚悟はできています。

ボブは教会を飛び出して行きます。

どれくらいたったのでしょうか?
あるいは時が止まってしまったかに私には感じました。

しばらくしてボブ勢いよく戻ってきました。彼は首尾よくやり遂げたのです。彼は綺麗なタオルと瓶のブランデーとボトルに入った水をバスケットに入れて持って無事帰ってきます。

それから、
私たちはキャシーにも手伝ってもらい、折れた骨を引っ張って戻し、ブランデーで大きな傷口を消毒し、添え木を当て包帯がわりにタオルを巻いて縛りました。

痛み止めの代わりに、僕は口慣れないまずいブランデーを何口かゴクッっと飲み込みます。

僕は熱があったのか、その後はボーッとしてわかりません。
ボブはずっと窓の外を隠れるように身を潜めて見張っています。

恐らく一晩中寝ずに見張ったのだと思います。

彼は僕たちを守らなければ!と強く思っていたようです。

彼のおかげで助かったのです。
陽が暮れかけていました。

危険は去ったようです。
そう感じます。

ボブ

始めその名前が仕切りに浮かんできて、はじめは自分がボブなのかと思っていました。
でも僕はボブのことがひどく心配でした。

ボブは今生での実の弟です。

眼差しが同じです。

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