Catherine’s episode 2-1

ジャックの後の2つ目の過去生

森の中の精霊
カトリーナ(カタリナ)Catherine

今のフランスの片田舎?
南東?の方のような気がします。
山、森、小さな小川。

ニース?そんな言葉が浮かびます。
でもニースではありません。

それほど離れていない遠くに山が見えます。
海は感じません。

彼女の言葉はとてもなまっています。
知っているフランス語とは似ていますが、違います。

彼女は読み書きができません。

でも、もし、名前の綴りを書くとしたら、Kではなく、最初の文字はCです。

アメリカ大陸での妹、キャシーと同じ綴りになるはずです。

彼女は、今の日本で言うと、女子高校生くらいの年です。十六歳か十七歳。

わたしの髪はブロンドです。後ろで編んで束ねてあります。青色の目をしています。私の肌は透き通るように白く、とでも綺麗な顔立ちをしています。私の身長は少なくとも160センチくらい。55キロくらいで、均整の取れた身体です。

私は母親とは顔立ちなどはあまり似ていません。そして、私の身なりは薄汚れています。時折、川で沐浴をしたりするくらいです。

家もとても貧しいです。小さな一間だけの掘っ建て小屋のような家です。

出入り口の横に大きくない窓があって、家の中に入る明かりはそこからだけです。

壁際には、石を積み上げただけのような、暖炉があり、スープを煮たりします。

そこにテーブルがあります。

灰色の、すり減って木の木目がボコボコしたようなテーブルです。

木をくり抜いたお皿と、木のスプーンが人数分あります。

食器はそれだけです。だいたいは手で食べます。

ベッドはありません。敷いた藁の上で寝ます。

靴も履いていません。

私は裸足です。足のサイズが大きくなってしまって靴が合わなくなってしまったのです。

わたしは、この窓辺が大好きです。

この暮らしに満足しています。ある人から見れば貧しさの中でその日生きるので精一杯かもしれません。ですが不幸だなんて私は考えもつきませんでした。

私には幸せでした。

それはなぜかというと、森から鳥たちが、おしゃべりをしにやってきます。

あの子たちは単純。
単純だけど、何か一生懸命で。愛おしい。

いつも早口でお腹が空いたとか、遊んだ。とか。そんなことだけだけど。

でも楽しい。

風も語りかけてくれる。

もうすぐ寒くなるよとか。森の木々の言葉もわかります。彼らはとてものんびりしています。とても長い時間を生きてきているからだと思います。

それで、彼らが教えてくれるので、少し薬草のことも知っていました。

お腹が痛い時に痛みをなくしたり、熱を下げたり、怪我の傷を癒す草。土にも病気を治す力があります。土は食べることもありますが湿布のように患部に塗ったりもします。これは特別な土です。畑の土とは違います。

わたしは動物たちとも、大地とも、森の木々とも太陽とも、お月様や、夜空の星たちとも会話ができました。

わたしは、特別な神様からのギフトなの。
神様が、ギフトなんだよ。と言っていました。

だから、このギフトで病気で困っている人を助けてあげるのは当然のこと。
それはあたりまえのことよ。

森の古い樹々たちが薬草を教えてくれるから。
古い森には、薬草がたくさんあります。

森の木たちは、その薬草の使い方も教えてくれます。

山の岩から小さく湧き出る水をコップにとって、その水飲むだけで村の人の病気も治せました。
みんなとっても喜んでた。

でも、これがいけなかったのです。

父親は、気配がありません。いる感じがしません。

時折、森から不細工な無骨な木こりが、ウサギとか、鳥をもって家を訪ねてきます。

彼は、父親ではないです。

男は母に会うために来るのです。母は男が持ってくる物が目当てで会ってるのです。

わたしはその時は家からできるだけ遠くに出かけてしまいます。家にいるのが嫌だったからです。

おばあちゃんと、母、弟。私の家族はそれだけです。

私には仲の良い友人もいる感じがしません。

私の友達は…、きっと私から離れて行ったのだと思います。

きっと、わたしは傍目には変わっていたと思いますから。

でも、わたしは孤独ではないわ。

私と母親とはあまり相性が良い感じはしません。

母はどちらかといえばわたしのことを疎ましく、毛嫌っていました。

弟も、わたしのことが少し怖いと感じています。

おばあちゃんだけはわたしのことを愛してくれているのがわかります。

わたしはおばあちゃんが大好きです。

私の服も着ているものそれだけです。
少しごわついた、薄汚れたワンピース。
裾に近いくらいのエプロンをしています。
でも、そのエプロンも薄汚れています。

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