A little bit into the future episode 6

ある少し先の未来

少し、未来に行って見ましょう。

木の香りがします。

清々しい竹の香りも。家の匂いなのかな?庭があるのかもしれません。

朝露に濡れたような、清々しい香りが頬をなでます。光で包まれています。

Bachが流れています。
好きな曲です。
French Suites・・・

神経質そうな、それでいて甘い音色です。

僕は光が差し込むリビングで、
女の人が食事の支度をしているのを満足そうに見ています。
彼女も、キッチンも光で溢れています。
女の子がお手伝いをしています。
おしゃまさんです。

愛する人ができたのかもしれません。

ああ、こういうのを求めていたのだ。

そう思います。

至福の時が流れています。

僕の仕事も楽しそうです。
上手く行ってるのでしょう。とても充実感を感じています。
毎日が、冒険と発見の連続と言った感じです。

何人かのパートナーたちとパソコンのあるゆったりとした部屋で、ソファに座って楽しそうに話をしています。
高層ビルのようです。
下には海が見えます。
日本でしょうか。

もしかしたら、
そんな未来もあるのかもしれません。

食事の用意を楽しげにしていたのは、
ルイジアナを一緒に過ごしたキャシーでしょうか?

そういう未来もあるのかもしれません。
単に、それは、僕の願望が表出しただけかもしれませんが。

もしかしたら、
また、彼女の入れてくれたお茶が飲めるのかもしれません。
そんな未来もいいかもしれませんね。

それはそうだとしたら、
あゝ、なんて素晴らしいんだ!

なぜなら、
彼女の入れてくれるお茶は最高なんですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です